vanillaslice’s blog

国際恋愛、フィリピン人、オーストラリア生活、日々の出来事について綴っていきたいと思います。

日本人×フィリピン人 結婚でオーストラリア渡航する際のビザについて

オーストラリア在住フィリピン人男性と結婚を決めてから、さてどのビザを申請するべきなのかと悩んで彼と話し合った時の事。

彼は観光ビザか学生ビザで入国すれば〜、なんて軽く言っておりました。私はと言いますと、いろいろと関連記事をネットで検索したりして調べた結果、Prospective marriage visa(フィアンセビザ)を申請するのが正しい(妥当)みたいな事が書かれている記事が多かったので、彼に伝えました。彼はそのビザについてあまり聞きなれないようでした。ビザというのは、沢山の方々の体験談から考えても、正直様々なケースがあって、これが絶対正しい!というのが無いような感じがします。ネットで調べてもはっきりとはわからなかったんですが、いろいろ調べてみて私がビザについて理解したことは、

 

・学生や観光、ワーホリとかでオーストラリア滞在中にたまたま結婚に至る場合は特に問題なし、というか、そこからフィアンセビザ申請するだけでOK(まあこれは申請できても後々大変そう)

・結婚目的で観光ビザや学生、ワーホリビザでの入国は、多分よくない(入国する際にこれらのビザを保持しているにも関わらず、結婚することがバレたりしたら、入国できない可能性がある)けど、それで渡航して結婚してる人もまあまあいる

・結婚すると決まったら、本来は自分の国に戻ってそこからフィアンセビザ申請して降りるのを待つのが好ましいやり方(オーストラリアの移民局のホームページを見てると、この方法をおすすめしている感じです)

 

かなり大雑把ですが、このような感じ。で、私は、「観光ビザで入国が一番楽だけど、最悪のことを考えて、フィアンセビザを日本から申請し、降りるまで待つことが最良」と彼に伝えたら、理解してくれました。彼の友人達は、ほぼ観光ビザで問題なく入国して結婚しているそうですがね。と言うのも、オーストラリアに住みたいがために偽装結婚する人々も多いらしいので、オーストラリア政府としてはそういった輩を取り締まらなければならないらしく、悲しいかなフィリピン人にはそういう方々が多いため、疑われやすいそう。なのでフィアンセビザ取得の際に提出が必要な書類等も、更に多くなるなど、審査が日本人よりも厳しくなりがちなようです(彼曰く)。なので、彼らには観光ビザの方がより手っ取り早いんですね。

 

Philipino sometimes has no choice...

 

彼が前にこんなことを言っていたことがあります。この言葉を聞くと切なくなります。以前、彼の知人が入国時に嘘をついて入国拒否されてしまったことを受け、私が批判したことがあるのです。「そんなしょーもないことするから他のみんなまで疑われんねん!!」と怒りをあらわにした、その時の言葉がこれ。彼や彼の家族、友達のように善良な人々もたくさんいるのに、悪い行いをする人々のせいで他の関係ない人まで嫌な思いをしなくてはいけない。最悪、悪い選択をせざるを得ないこともあると。彼はその人をかばっているわけでは無いけど、仕方ないね〜って感じでした。

 

まあちょっと話はそれましたが、私はフィアンセビザ申請し8ヶ月で取得。私と同じ時期に日本国内から申請していた方々(日本人×オーストラリア人)もだいたいそれくらいで取得されたようでした。

ちなみに知人は

・オーストラリア人×フィリピン人で観光ビザ保持からのフィアンセビザ申請で一年以上

・オーストラリア永住権保持者フィリピン人×フィリピン人で学生ビザ保持からのフィアンセビザ申請も一年以上

でした。このプロセスの長さ、何が左右するかはわかりませんが、違いはオーストラリア国内からの申請か国外からの申請か、ということでしょうか?それとも単なる彼らの提出エビデンスの質もしくは数だったのでしょうか。。。

 

さてこれから国際結婚される方々、ビザ取得、おきばりください!!たとえフィアンセビザ申請しても、1年くらいあっという間ですよ〜!!その間日本で働いて貯金でもすればいいわけですし!!パートナーの協力があれば、ぜんっぜん乗り越えられますからね!!前向きに♪(´ε` )

 

※ちなみに、オーストラリアの弁護士さんにも相談しに行って、お世話になろうか考えたのですが、当時$7000かかると言われ、当時日本での仕事も忙しく、ビザのことに集中できない私には$7000は超高いけど出す価値あるかもって思ったりもしたのですが、今思えばやめといて良かったです。申請の作業としては、面倒なだけで、自分たちで全然やれる内容ですから。お金がもったい無いだけな気がします〜(´Д` ) 超多忙で時間がなく、提出できる証拠も自分たちで用意できないとか、そういう問題ありのカップルの場合は良いかもですがね。