vanillaslice’s blog

国際恋愛、フィリピン人、オーストラリア生活、日々の出来事について綴っていきたいと思います。

電車の中での出来事を見て色々考察してみた

オーストラリアはメルボルンに移住してまだ間もないvanillasliceです。vanillasliceはまだ車の免許をとる勇気がない(と言うかめんどうくさい)のでCityに出かける時にはいつも電車を利用しております。電車に乗ってる時結構色々あって、vanillasliceはそれに対してあーだこーだとよく自問自答したりします。

 

この間電車に乗ってた時のこと。

妊婦さんが少し混雑気味の電車に乗ってきた。座席の方に歩いて行って、空席がなかったので、立っていた。立っていたのは座席に座っている男性の前らへん。でも男性は知らん顔。しばらくしてちょっとだけ離れた席の女性がその妊婦さんに声をかけ、妊婦さんはようやく座れた。

私はホッとした。でも、その時私は思った。その男性よ。中年のおじさん。あんたなんですぐさま立って席を変わることができんかね。ここはオーストラリアでっせ。と心の中でおじさんを睨みつけたψ(`∇´)ψ

 

そうかと思えば、別の日に電車で座れない妊婦さんを見かけたときは、それを見た見ず知らずの男性が、その妊婦さんの腕を捕まえて座席のとこまで連れて行き、座ってる男性に「この人妊婦さんやから変わってあげて〜」ってさらっとやってたのを見た。

それを見て素敵だな〜、そういうとこがオーストラリアって良いよね〜なんて。(だって日本であまりそういう積極的な態度は見ない気がする。みんなシャイですからね。)

 

この二つの出来事を思い出しながら、一瞬ハッとした。あの時の、妊婦さんに席を譲らなかったおじさんは、果たしてわかっていても単に席を譲りたくなかったから譲らなかったのだろうか?もしかして仕事でめちゃくちゃ疲れ切っていたのかもしれない。それか、病気だったのかもしれないと。(どう見てもそんな風に見えなかったんですが。でも人って見ただけじゃわからない。)私も以前熱があって病院の帰りに電車に乗ってて、目の前におばあさんが立っていても席を譲ることがどうしてもできず、なんだか後ろめたい気持ちになったことがあるので。。。

それを当たり前のように、席を譲らなかったおじさんが悪いと決め付けている私がいる。

いや、多分ですけど、単に席を譲りたくないだけだったんだろうと思う。けど、心の片隅には何か事情があったのかも、って気持ちを持っとくことは大事かも知れないと思って。

妊婦さんには席を譲るべき。それは当たり前のことだと思う。

でもそれをできない人、やらない人を見た時に、すぐに単純に「あいつ、アカン!!」となるのもどうかと。人には色々事情があるかもしれないこと、見ただけで判断するのは危険なこと、どこにいてもいつも心に留めておきたいなと。

 

 電車の中の出来事を通して、私はこういうスタンスでなるべく居たいな、と思った次第です。

 

だって私や私の夫が一番そう思ってるはずですから。〇〇だからといって決め付けないでほしい、と。同じことじゃないかな、と思いました。

 

※決して席を譲らなかったおじさんをかばっているわけではございませんので(´Д` )